体外受精はどんな人に必要?(体外受精の適応)

「本法はこれ以外の治療によっては妊娠の可能性がないか極めて低いと判断されるもの、および本法を施行することが、被実施者またはその出生児に有益であると判断されるものを対象とする。」

としています。
上記適応と考えられるのは

・両側卵管閉塞、腹腔内癒着(卵管周囲癒着)
・排卵障害(特に二度無月経や多嚢胞性卵巣症候群などで排卵数コントロールが不良な症例)
・高度乏精子症(この場合は顕微授精の可能性もあります)
・原因不明・難治性不妊
(複数周期のタイミング療法や排卵誘発、人工授精療法にて妊娠に至らない症例)
・妊娠の可能性が低い年齢の高い方など

が適応となります。