こころの通うオーダーメイドの治療をあなたに

2016.10.11





結婚をして、妊娠したいと思う一方、子供ができないと悩みを持つ方は沢山います。最近では妊活という言葉もあるように以前よりは産婦人科治療としての不妊治療の認知度も高くなり不妊治療外来に受診するかたも多くなりました。しかし希望する治療内容も異なり、不妊検査・不妊原因の確認のみ希望の方や、排卵の確認のみ希望の方、タイミング療法や不妊漢方治療などマイルドな治療を望む方、体外受精などの高度生殖医療まで希望する人などさまざまです。体外受精専門のクリニックも増え、一般不妊治療は行わないクリニックも多数出てきました。体に負担が少ない自然周期採卵のみを行う施設もあります。しかしどの治療も一長一短があり、どの治療が患者様にとって最も効率がよい治療法なのかを考えて選ばないと限られた妊娠期間を有効に使えないこともあります。




どのような治療を選ぶにせよある期間妊娠を希望してできない方は一度検査をすることをお勧めします。自分だけが原因とは限らず、たとえ二人目不妊であっても精液検査で男性不妊(乏精子症・無精子症)が見つかり、顕微授精が必要な症例も多々あります。不妊対策は早めにすることが大切です。自分が不妊かもしれないと思った方は悩まずにまずは相談を。私をはじめ看護師、培養士ともどもこころからお待ちしております。通いやすいストレスの少ない不妊治療を提供できるよう努力していきたいと思っています。